子供の七五三の付き添いをする場合、悩みの種になるのが、母親の服装です。
七五三はお祝いの席ですから、母親もそれなりにきちんとした服装をする必要がありますね。
そのため、スーツを着る人も多いですが、子供と一緒に着物を着るのはいかがでしょうか。
ここでは、子供の七五三の付き添いをする時の服装や、着物の着こなしについてまとめました。
七五三の親の服装はスーツが無難？着物という選択肢も！
子供の七五三の付き添いをする時、母親はスーツを着るというケースも多いようです。
確かに、服装に悩んだら、スーツを着てしまった方が、失敗はないかもしれませんね。
スーツを着るという母親の中には、「スカートではなくパンツスーツ派」という人も少なくありません。
七五三の時期は、ちょうど寒くなり始めるので、パンツの方が向いているかもしれません。
でも、パンツスーツが良い理由は、実はもう1つあるのです。
子供の七五三、特に3歳・5歳のお祝いの場合、子供たちは騒ぎたい盛りの年頃ですよね。
そのため、七五三の挨拶回りの時も、思わず走り回ったり、騒いだりしてしまいがちです。
そんな子供たちの付き添いですから、できれば動きやすい服装をしたいというのが、母親の本音かもしれません。
七五三はフォーマルな服装が必要
でも、七五三はお祝いの席であり、フォーマルの場ですから、そうはいきませんね。
このような場合、パンツスーツであれば、フォーマルの場でもOKです。
更に、スカートよりも動きやすいので、やんちゃ盛りの子供の付き添いにぴったりです。
そのような理由から、パンツスーツがオススメではあるのですが、少し物足りない気もしますね。
せっかくの華やかな七五三ですから、母親も着物で付き添いをすると素敵です。
そこで次は、子供の七五三の時の、母親の着物の着こなしについてお話します。
親が七五三で着るのに無難な着物とは
七五三の主役は、当然ながら、母親ではなく子供たちです。
そのため、七五三の付き添いをする際は、子供たちよりも華やかになる着物は避けたいものです。
付き添いの母親にオススメなのが、「付け下げ」か「色無地」です。
付け下げと色無地は、セミフォーマル用の着物なので、お祝いの席の付き添いにはピッタリです。
この場合、帯は、フォーマル着物の時に使われる袋帯を締めてください。
本来なら、フォーマルの場なので、「訪問着や留袖でも良いのでは」と思うかもしれませんね。
でも、訪問着や留袖は華やかすぎるため、主役である子供たちよりも目立ってしまいます。
又、あくまで「付き添い」という形なので、訪問着や留袖だと、重くなってしまうかもしれませんね。
付下げというのは、こちらのバイセルのレビュー記事で査定してもらった着物になります↓
私の母が40年ぐらい前に祖母からもらったという付下げについて、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね↓
子供の着物との相性や着物の格についても注意！
「華やかすぎる着物は避けるべき」と言っても、普段着の小紋はNGです。
七五三では、色々な場所に挨拶回りをするので、普段着である小紋だと、相手に失礼になってしまいます。
更に、帯に関しても、普段着の着物に使う名古屋帯や反幅帯は避けてくださいね。
着物の色や柄は、11月という時期を考え、秋を感じさせる色や柄を選ぶことがオススメです。
例えば、ベージュ系・クリーム色など、落ち着いた色合いのものだと素敵ですね。
柄に関しては、紅葉や撫子・萩など、秋の風物詩が描かれているものがオススメです。
逆に、桜や海の柄など、季節外れながらの着物は避けるようにしましょう。
そして、1番のポイントは、「子供の着物とミスマッチにならない着物を着る」ということです。
子供の着物のデザインと、厳密にマッチさせる必要はありません。
でも、子供の着物のデザインと、極端に違わないデザインの着物の方が素敵に見えますよ。
まとめ
子供の七五三の付き添いに、もしスーツを着るなら、パンツスーツがオススメです。
フォーマルの場でも失礼にはなりませんし、動きやすいのが魅力ですよ。
でも、せっかくなら、子供と一緒に、母親も着物を着こなしたいものですね。
付け下げや色無地など、子供よりも華やかになり過ぎないセミフォーマル着物がオススメです。
色や柄は、秋に合った落ち着いたものを選び、子供の着物のデザインとも少し合わせるようにすると良いですね。
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